case study 実績紹介

株式会社大石工業 様 【株式会社大石工業】CKマシン導入による事業拡大と品質向上!

株式会社大石工業様は2005年に福岡県北九州市に創業されました。

最初は、2人から会社をスタートし設備配管工事をメインに現場施工をされていました。

徐々に規模を拡大して、現在は、プラント設備工事、機械設置工事、製缶工事、ステンレス加工も請け負うようになりました。

当社のマシンとしては、「フレアマシン」「パイプシェーバー」「IHパイプヒーター」を、ご導入頂きました。

まずはフレアマシンⅢ400型の導入から

九州地区には、CK以外のフレア加工機が多数導入されていました。

しかし仲の良い業者からCKフレアマシンの仕上がりを見せてもらい明らかにCKの方が綺麗で安心感があった。

また加熱バーナーも200Aまで標準装備しており200A以下のSGP管に関しては、亜鉛めっきの剥離がなくめっき除去作業が必要ない。

ステンレス管をフレア加工する前にはパイプを加熱する必要があるが、完全自動なので作業者の手作業もなく圧倒的にCKフレアマシンの方が優れていた。

購入検討時に富山県のCK本社工場へ訪問し実機と生産体制を見て納得して購入を決断しました。

2017年にフレアマシンを導入した後は、溶接工法に比べて加工時間が短く納期が短縮でき生産量もアップしました。

それにより今までは、自社物件のプレハブ加工しかできなかったが、プレハブ配管製作のみの仕事も請け負うようになり売上アップとなりました。

パイプシェーバーの導入により溶接品質アップ

フレアマシンを導入してフランジ溶接は、減りましたがエルボやチーズなど継手の溶接は、どうしても必要となります。

そこで溶接不良を減らす為に亜鉛めっき対応の溶接ワイヤを使い溶接不良を減らそうと試みたが、ブローホール不良を減らす事が出来なかった。

困っていた時にCK営業マンから亜鉛めっき除去機の提案があった!世界初の亜鉛めっき除去機を発売すると聞いて東京で開催される展示会「ウェルディングショー」へ実機を見に行きました。

世界各国から溶接に関連する機械が出展されていたが、亜鉛めっき除去マシンは、CKだけだった。

実際に加工を見て溶接エルボを回転させて刃物でめっきを除去しているのを見て感激しました。

でも本当に溶接して問題ないのか心配でサンプルを持ち帰り実際にTIG溶接してみるとめっきが弾かない!亜鉛ヒュームの発生も激減!!これなら不良は出ないと確信し、すぐに注文しました。

パイプシェーバーのすごいところは、継手とパイプが、同時に加工できるので今までの3~4倍の生産性となった。

また250A以上のフレア加工は、加熱バーナーがない為めっきが剥離するのでサンダーでめっき除去をしていましたがパイプシェーバー導入によりパイプの内面のみ削ってからフレア加工すればサンダー作業がなく、綺麗な仕上がりとなり助かっています。

実際に溶接不良は、半減しました。

IHパイプヒーターで更に省力化

 CK営業マンが、今度はIHパイプヒーターです!と提案がありました。今度は、何だろ~と期待しながら内容を聞くとフレアの250A以上の加熱を電気で行うという事だった。

 2019年に新工場が完成して広くなり大口径のフレア加工も多数あったので興味があった。

めっき管は、パイプシェーバーがありめっき除去作業の省力化ができているが、ステンレス管の加熱は、トーチバーナーで作業者が加熱しており手間が掛かっていた。

IHパイプヒーターならボタンを押すだけで自動運転なので掛け持ちで作業ができ省力化ができた。

パイプシェーバーが混んでいる時は、めっき管もIHパイプヒーターで加熱してフレア加工すればめっき剥離も抑制でるのでトータルで生産性向上となった。

次は、どんなマシンが出てくるか楽しみです。

【企業情報】

社名:株式会社大石工業

代表取締役:大石麻世

設立:2016年5月

所在地:〒800-0211 福岡県北九州市小倉南区新曽根12-8

ホームページ:https://www.oishi-k.co.jp/