567継手の補修・養生 コアコア継手の場合は、ねじ込み後パイプレンチの傷跡及び余ねじ部に防食材または補修材を塗布してください。TPCコア継手の場合は、目視でゴムリングが正しく装着されているか確認してください。ゴムリングがはみ出したときは施工をやり直してください。コーキングテープを使用した場合、継手の受口からはみ出したコーキング材を押さえつけて仕上げてください。接合完了後、管と継手に鉄地に達するような傷の付いた場合、工事をやり直すか、防食テープで完全に補修してください。施工完了後、十分な養生期間をとり、通水して管内を十分に洗浄してください。● 転造ねじは、ねじ加工部、特に管端部の内径が小さくなるので、必ずねじ加工機の調整を行って下さい。ねじ加工後、ねじ転造機メーカーの専用内径ゲージ等により、転造ねじ加工部の管内径が標準ねじ込み量一覧表に示す最小内径以上であることを確認してください。● ねじ加工機により、ねじの全長が変わり、残りねじ長さが変わりますので、予め残りねじ長さがどの程度か確認の上、ねじ込みを行ってください。● TPCコア継手の場合は、外面被覆鋼管用のパイプレンチを使用し、パイプレンチは内部の継手本体の上に掛け、スリーブ部には● プレシールコア継手はシール材の塗布が不要ですが、シール材を併用される場合は、シール材メーカーの取扱説明書に従うか、絶対に掛けないで下さい。樹脂被覆が割れることがあります。当社までお問い合せください。(標準ねじ込み量一覧表は14ページに記載してあります。)13TPCTPCTPCねじ込む際は、必ずねじ込み量を確認してねじ込んでください。プレシール継手は、締め付けトルクが軽くなっています。締め付けトルクによる施工管理は、ねじの基準径の位置やねじの表面状態、パイプ側ねじの加工方法(切削ねじか転造ねじか)などにより、ねじ込み量にバラツキが生じるため、締め付けトルクでのねじ込み量管理は行わないで下さい。コアを損傷させる恐れがあります。せっけん水の塗布 ねじ込み時、ゴムリングがスムーズに入るようにスリーブ(継手受口)の内面またはゴムリングの外面にせっけん水を塗布し、せっけん水が乾く前にねじ込みを行ってください。ねじ込み 管と継手の接続は、手締めで十分ねじ込んでから、標準ねじ込み量一覧表の標準ねじ込み量を目安にして締め付けてください。転造ねじは、切削ねじに対してねじの全長が長くなるため、残りねじ長さは切削ねじより長くなります。プレシールコア継手に注意深くねじ込んで行くと、トルクが急上昇し、適正なねじ込み量に達したことが感覚で確認できます。 コアねじ込み上の注意
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