樹脂管配管システム
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××○○○×○××26【備考】初期水圧がその他の条件の場合、1時間後の圧力降下は下記を目安として下さい。①器具側ねじ種に注意して下さい。(破損・漏水のおそれがあります)・適合するねじ種は下記の表の通りです。表の○印以外の組み合わせで施工しないで下さい。めねじの種類Rp平行ねじ(JISB0203)Rcテーパねじ(JISB0203)G平行ねじ(パッキン付き)(JISB0202)②規格外品のおねじを接合しないで下さい(破損・漏水のおそれがあります)。・接合するおねじのハメアイを測定し、規格外ねじ(細ネジ等)は接合しないで下さい。・みがき管等ネジ長さが十分ないものについては、完全ねじがある分だけねじ込んで止水できるよう、おねじにシールテープ等を多めに巻いて施工して下さい。③シールテープの巻き方に注意して下さい(漏水のおそれがあります)。・給水栓等Rp平行ねじの接合箇所では、シールテープを通常より多めに巻いて下さい。・シールテープは、巻き方向、むら、しわ等に注意し、張力をかけてねじ谷部にまで食い込ませて巻いて下さい。④器具接合後は、混合水栓(カラン)等に人が乗る等の大きな荷重・衝撃を加えないで下さい(破損・けが・漏水のおそれがあります)。⑤凍結時には、直火等高温で解凍しないで下さい(破損・漏水のおそれがあります)。⑥器具接合時には、継手の二面幅等の適切な場所に工具を掛けて下さい。配管終了後に水圧検査を行うことにより、漏水の無いことを確認します。ポリブテン管や架橋ポリエチレン管は軟質である為、マルチ1ワンパイプは可とう管である為、水圧により管が膨張し圧力が降下します。この圧力降下は漏水ではありませんが、判定し難い場合があるので、下記手順に従って行って下さい。と漏水が発見し難く、正しく測定できないことがあります。②配管に水圧ポンプ等で圧力を加え、0.75MPa(7.6kgf/㎠)になるまで昇圧します。樹脂管の特性上、管の膨張により圧力が降下しますので、ゆっくりと昇圧して下さい。③1時間後の水圧がポリブテン管の場合0.55MPa(5.6kgf/㎠)以上、架橋ポリエチレン管の場合0.5MPa(5.1kgf/㎠)以上あれば合格です。④水圧確認時、樹脂管接合部は必ず目視及び指触で漏水のないことを確認して下さい。⑤極微細な漏水の場合を考慮して、1時間後の水圧を確認してから24時間以上経過後に再度水圧が安定していることを確認して下さい。管種ポリブテン管架橋ポリエチレン管・初期水圧1.0MPa(10.2kgf/㎠)→1時間後0.8MPa(8.2kgf/㎠)以上で合格ポリブテン管の場合・初期水圧1.75MPa(17.8kgf/㎠)→1時間後1.4MPa(14.3kgf/㎠)以上で合格架橋ポリエチレン管の場合・初期水圧1.0MPa(10.2kgf/㎠)→1時間後0.7MPa(7.1kgf/㎠)以上で合格・初期水圧1.75MPa(17.8kgf/㎠)→1時間後1.2MPa(12.2kgf/㎠)以上で合格Pj平行ねじ(JISB2061)水圧検査の合格条件初期水圧(MPa)0.75(7.6kgf/㎠)0.75(7.6kgf/㎠)器具側のおねじの種類Rテーパねじ(JISB0203)1時間後の水圧(MPa)0.55(5.6kgf/㎠)以上0.5(5.1kgf/㎠)以上G平行ねじ(JISB0202)水圧検査概略図※外国製の水栓には、ねじ径の大きなものがありますのでご注意下さい。 ねじ込みできない場合にはご相談下さい。ポリブテン管・架橋ポリエチレン管の場合水圧検査方法は、以下の手順を推奨します。①配管の末端をプラグやその他の方法で塞いで配管内に水を満たし、十分に空気抜きを行って下さい。配管内に空気が残っている器具接合の注意事項水圧検査時の注意事項

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