1押継手施工手順パイプの切断123456ロータリーカッターを用いて、パイプを管軸に対して直角に切断します。専用のマーキング治具ルーラーを用いて、パイプ表面に差込み長さの標線を引きます。呼び方13Su〜25Su30Su〜50Su標線と継手端部との距離が3mm以内である事を確認してください。●バンドソーでの切断は行わないでください。パイプの挿入不足や、ゴムリング損傷により漏れの原因となる可能性があります。●斜め切りや段差切りにならないようご注意ください。●変形や外面に傷があるパイプは使用しないでください。●銅管は、漏水の原因となる管の変形や管の表面傷が発生し易いため、取り扱いには十分ご注意ください。●ルーラーを十分に押し当て標線を引いてください。●銅管の場合、蟻の巣状腐食が発生する可能性がありますので、マーカーはゼブラ製マッキー或いは寺西化学工業製マジックインキを使用してください。差込み長さ50mm70mmヤスリやリーマー等を用いて、パイプの切断面に発生したバリやカエリを除去します。銅管の場合、C0.5mm以上の面取りを行ってください。●パイプの外面にバリ・カエリが残っている場合、ゴムリングが傷つき、漏水の原因となりますのでご注意ください。継手とパイプ端面に異物が付着していないこと、パイプに傷、変形等の異常がないことを確認し、標線の位置まで、パイプをまっすぐ差込んでください。配管完了後、漏れ検査を実施し、漏れのないことを確認してください。●切粉が管内に入った場合は除去してください。●銅管用ロータリーカッターを使用して銅管を切断すると、外バリが大きくなることがありますので、特に注意して面取りを行ってください。●過大な面取りなどによりパイプの端面が鋭利な状態となった場合、ゴムリングが傷つき、漏水の原因となりますので、端部を切断し直してください。●パイプが入りにくい場合は、ゴムリングを傷つける可能性がありますので、1押継手用シリコンスプレーをパイプに塗布してください。●パイプを継手内部に強く押し付けて回しながら挿入すると、ゴムリングやパイプ外面に傷がつき漏水の原因となりますのでご注意ください。●加圧後は僅かに伸長しますが、標線と継手端部との距離が5mm以内であれば問題ありません。10イチオシ注意注意注意注意注意マーキング接合完了切断面の面取りパイプ挿入漏れ検査
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